臨床と研究

臨床の紹介

 慢性閉塞性肺疾患、喘息、原発性肺癌(小細胞癌、腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌、肺胞上皮癌、その他)・転移性肺腫瘍・悪性胸腺腫・悪性胸膜中皮腫・肺炎・特発性間質性肺炎・二次性肺線維症(膠原病肺、その他)・び慢性汎細気管支炎・サルコイドーシス・過敏性肺臓炎・自然気胸・肺胞蛋白症・アスペルギルス症・カリニ肺炎・サイトメガロウイルス肺炎・膿胸・肺化膿症・好酸球性肺炎 などの診療に精力的にあたっており、禁煙外来による専門的禁煙指導も行っております。

 肺癌診療においては、QOLを重視した外来化学療法や呼吸器外科、放射線科との連携による肺癌の集学的治療を行っております。専門医による気管支鏡検査、人工呼吸器管理を行っています。

 気管支鏡検査は木曜日午後に行っています。擦過細胞診・生検・気管支肺胞洗浄を行い、肺癌やびまん性肺疾患の診断を行います。

 

研究の紹介

 当教室では呼吸器領域の基礎研究、臨床研究を行なっています。

 基礎的・臨床的研究としては以下のような肺の炎症、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態生理に関する幅広い研究課題に、積極的に取り組んでおります。まだまだ解明すべき点の多いこれらの分野を一緒に研究・開発してみませんか?興味のある方の連絡をお待ちしております。

  1. 急性肺障害におけるプロテアーゼインヒビターの役割
  2. 慢性閉塞性肺疾患患者の自律神経機能の検討
  3. 慢性閉塞性肺疾患患者諸病態における右心系機能評価
  4. 肺癌細胞増殖におけるtransient receptor potential (TRP) channelの役割
  5. 気管支喘息病態におけるtransient receptor potential (TRP) channelsの役割